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ラパスの死
1月5日未明にラパスが亡くなりました。国立から移動してきて9ヶ月目でした。
ラパスとともに私たちに託された草の黄もその後、私たちの手を離れました。

山のような教訓。

馬のこと。人のこと。

死の原因は、はっきりしたことは言えません。9ヶ月間にわかっている具体的ないくつかの要因もあります。
前回の記事でラパスを痩せさせたのもその大きな要因のひとつと考えています。
が、その後回復できなかったことの要因があると思われます。
歯を含めた消化器官の疾患。
さらにその要因になるものがあったと思われます。一つの可能性として、精神的なストレスがあります。これはほんとうにつらいことですが、彼の心や精神、それを扱う私たち人間の心や精神についても考えることがたくさんありました。
また、ここへ来た時点で高齢の彼が抱えていたものも大きかったと思われます。これまで生きてきた環境(人、施設、食べもの・・・)、大きく変化したここでの環境。

私個人の根本的問題は、今ここで「はっきりしたことが言えない」ほどに、私は彼と真剣に向き合うことをせず親密な関係を作れなかったこと、でした。心が通うような経験がここではどの馬ともあります。ラパスとは二度ばかり、一対一で丸馬場で、落ちるビニール袋や乗馬のために人が踏み台に乗る行為(そんなことにビビる子でした)などに慣れる訓練、そしてはじめてジョインアップをした際、わずかに糸のようにかぼそい心の通いはあったと思います。しかしそのときだけでした。

この死を、無駄にしない。

(若山)
author:かんな馬の会, category:-, 07:03
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