
放牧地にハツガとハルが加わりました(写真奥)
7月24日から阿久原牧は夏休みになりました。
馬たちは全員、標高1000mのかんな高原農場の放牧地に移動しました。
8月一杯はここでリフレッシュです。
涼しくて牧草が生い茂る広大な環境に、馬たちはいきいきとして、駆け回ったりします。
以下、かんな馬の会メーリングリストより抜粋
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農場の馬の様子について、いくつか報告。
・ミノの下痢が治った
ミノの下痢は、3年前のハル妊娠中から(出産直後など治っている時期もあり、程度に波もある)慢性的に続いていました。
阿久原の飲み水や餌などいろいろ疑われる要素を考えて悩みましたが、結局原因不明でした。
疝痛も無く、運動なども問題なかったので、最近は下痢のほうが日常になってしまい気にならなくなっていたくらいです。
このミノの下痢ですが、一昨日朝確認したところ、完全に治って、いつも汚れていたおしりや後ろ足も輝くようにきれいです。
全体の毛艶もよくて、神経質な性格もなんとなく穏やかに変わったように感じました。
治ったのは農場に来て何日目だったかなどはわかりませんが、少なくとも、放牧10日後の7月21日朝に私が見た時点です。
馬の健康にとって「放牧に勝る治療は無い」とは聞いていましたが、ほんとうかもしれません。
・放牧場内の草はまだまだ茂ってはいますが、かなり食われたり倒されたりして、この10日くらいで景色が変わったほどです。
馬を囲い込める広い放牧場を、さらに何区画か設定できればと思います。
・農場はアブが多いので、馬を繋いで手入れするのは阿久原でやるのと勝手が違って馬が落ちつかず非常にやりにくいです。馬装も同じだと思います。 今度来るときハエたたきをいくつか持参したほうが良いです。
・今日はかんなの湯の日で、ハツガハルを連れて行きました。
その後夕方、農場へ全頭放牧しました。
1時間ほど様子を見ましたが、喧嘩は放した直後に瞬間的にありましたが、その後は起きてません。やはりミノが一人っきりになる傾向があり、気になりましたが、ミフーがフォローしているように見えました。
馬たちの関係性が興味深く、できたらずっと観ていたいと思いました。
☆農場の4頭を見に行くのをお勧めします。馬の群れが草原にいる景色がほんとうに美しいです。
以上
若山卓